リースバックで後悔しないために知っておきたいデメリットと判断ポイント
「リースバックはデメリットが多いのでしょうか?」
自宅を売却したあとも、そのまま住み続けられるリースバック。
インターネットで調べてみると、
「売却価格が安くなる」
「家賃を払い続けなければならない」
「所有権がなくなる」
など、さまざまなデメリットが出てきます。
こうした情報を見ると、
「リースバックはやめた方がいいのでは?」
と不安になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
もちろん、リースバックには契約前に知っておかなければならない注意点があります。
ただ、実際に不動産売却のご相談を受けていると、一般的に「デメリット」といわれていることが、すべての方にとって同じようにデメリットになるわけではないと感じます。
何を優先して不動産を売却するのか。
売却後、どのような生活をしたいのか。
それによって、メリット・デメリットの重みは変わります。
今回は、リースバックのデメリットについてよくある疑問をQ&A形式で考えていきます。
Q1. リースバックは通常売却より売却価格が低くなるの?
A. 一般的な仲介による不動産売却と比較すると、売却価格が低くなるケースがあります。
リースバックでは、買主が自宅を購入したあと、元の所有者へ賃貸することを前提に価格を算出します。
そのため、
「少しでも高く売却すること」
を最優先する方にとって、通常売却より売却価格が低くなることは大きなデメリットといえます。
しかし、売却価格だけが不動産売却の判断基準とは限りません。
実際にご相談いただいたお客様の中には、
「価格だけを考えれば通常売却の方がいい。でも、今の家からは引っ越したくない」
という方もいらっしゃいます。
通常売却で高く売却して新しい住まいへ引っ越すのか。
売却価格が低くなっても、リースバックで今の家に住み続けるのか。
どちらを選ぶかは、その方が何を優先するかによって変わります。
そのため、
「通常売却より価格が低い=リースバックは損」
と価格だけで判断するのではなく、
「その価格差があっても、今の家に住み続けたいか」
まで考えることが大切です。
Q2. 売却後に家賃を払い続けるのはデメリット?
A. 家賃が発生することだけで、必ずしもデメリットとは言い切れません。
リースバックでは、自宅を売却したあと、毎月家賃を支払うことになります。
そのため「家賃が発生すること」がデメリットとして挙げられることがありますが、大切なのは売却前と売却後の住居費を比較することです。
例えば、住宅ローンを返済中の方であれば、現在の住宅ローン返済額より、リースバック後の家賃の方が少なくなるケースもあります。
また、通常売却をして別の賃貸住宅へ引っ越す場合にも、家賃は必要になります。
そのため、
「リースバック後に家賃が発生する=デメリット」
と一律に考えるのではなく、
- 現在の住宅ローン返済額
- リースバック後の家賃
- 別の賃貸住宅へ引っ越した場合の家賃
- 現在の自宅の広さや駅までの距離
- 周辺の賃貸相場
- 今後の収入から無理なく支払える金額
などを比較して考えることが大切です。
実際のご相談でも、ご自身の今後の収入から毎月いくらまでなら無理なく支払えるのかを計算したうえで、リースバックを検討されているお客様がいらっしゃいます。
現在の自宅の広さや駅からの距離などを考えると、提示された家賃が周辺の賃貸相場と比較して高くないケースもあります。
一方で、今後の収入に対して家賃負担が大きく、長期間支払い続けることが難しいのであれば、その方にとっては大きなデメリットになります。
確認すべきなのは、
「家賃が発生するかどうか」
だけではなく、
「現在の住居費と比べてどうなのか。そして、その家賃を今後も無理なく払い続けられるのか」
ということです。
Q3. 所有権がなくなることはデメリット?
A. 自宅を所有し続けたい方にとってはデメリットですが、負担がなくなる部分もあります。
リースバックは自宅を売却する仕組みなので、売却後の所有権は買主へ移ります。
住んでいる場所は同じでも、売却後は自宅を借りて生活することになります。
「自宅を自分の資産として所有し続けたい」
という方にとっては、所有権がなくなることは大きなデメリットでしょう。
一方、所有者ではなくなることで、売却後は固定資産税の負担がなくなります。
自宅を所有している間は、毎年固定資産税などを支払う必要があります。
リースバック後は家賃という支出が発生する一方、所有していることで発生していた負担がなくなるものもあります。
そのため、所有権がなくなることをどう捉えるかについても、その方によって異なります。
「所有権を持ち続けることを重視するのか」
「所有することよりも、今の家で生活を続けることを重視するのか」
という視点でも考えてみる必要があります。
Q4. 売却価格だけ確認すれば大丈夫?
A. いいえ。売却価格だけでリースバックを判断することはおすすめできません。
リースバックを検討する際には、
- 毎月の家賃
- 賃貸借契約の期間
- 契約更新の条件
- 家賃が改定される可能性
- 修繕が必要になった場合の負担
- 退去する場合の条件
なども確認する必要があります。
また、物件によっては測量などが必要となり、売却に伴う諸費用が発生する場合もあります。
実際のご相談でも、
「売却価格は聞いているけれど、最終的にいくら手元に残るのか分からない」
というケースがあります。
例えば、同じ2,500万円という売却価格でも、そこからどのような費用が差し引かれるのかによって、実際の手残り額は変わります。
さらに、売却後には毎月の家賃が発生します。
「いくらで買ってもらえるか」
だけではなく、
「最終的にいくら手元に残るのか」
「その後、毎月いくら支払うのか」
まで確認したうえで判断することが大切です。
Q5. 「売却価格が低い=リースバックは損」と考えていい?
A. 価格を最優先する方にとっては大きなデメリットですが、それだけで「損」とは言い切れません。
ここが、リースバックのデメリットを考えるうえで大切なポイントです。
例えば、通常売却ならリースバックより高く売却できるとします。
価格だけを比較すれば、通常売却の方が有利です。
しかし通常売却をすれば、自宅を退去して、新しい住まいを探す必要があります。
一方、リースバックなら売却価格は低くなっても、住み慣れた自宅で今までの生活を続けることができます。
引っ越すことで変わるのは、住む家だけではありません。
お仕事をされている方なら、通勤時間や通勤経路が変わることがあります。
通院している病院や、いつも利用しているスーパーまでの距離が変わることもあります。
ご近所との関係や地域のコミュニティも変わります。
たとえ隣のエリアへの引っ越しであっても、
「今まで慣れてきた生活が変わること」
そのものに不安を感じる方もいらっしゃいます。
そのような方にとっては、
「今の家で、今までと同じ生活を続けられること」
が、売却価格の差以上に大切な場合があります。
反対に、住み続けることにこだわりがなく、できるだけ高く売却することを優先するのであれば、リースバックを選ぶメリットは小さくなるかもしれません。
つまり、
「売却価格が低いからデメリット」
で終わるのではなく、
「自分は価格と住み続けられることのどちらを優先するのか」
を考えることが大切です。
リースバックのデメリットや注意点をさらに詳しく知りたい方へ
ここでは、リースバックのデメリットについて、実際のご相談でもよく出てくる疑問を中心にご紹介しました。
リースバックには、売却価格や家賃だけではなく、契約前に確認しておきたい注意点があります。
「リースバックを利用してから後悔したくない」
「契約する前にデメリットや注意点をもっと詳しく確認しておきたい」
という方は、こちらのページで詳しく解説しています。
Q6. 結局、リースバックが向いているかはどう判断すればいい?
A. 「自分が何を一番優先したいのか」を整理したうえで判断することが大切です。
少しでも高く売却したい。
まとまった資金を確保したい。
今の家に住み続けたい。
毎月の住居費を無理のない金額にしたい。
通勤や通院を変えたくない。
地域のコミュニティから離れたくない。
今までの生活をできるだけ変えたくない。
人によって優先順位は違います。
一般的に「デメリット」と書かれている項目だけを見て、
「リースバックはやめた方がいい」
と判断する必要はありません。
反対に、
「引っ越さなくていいからリースバックにしよう」
とメリットだけを見て決めることもおすすめできません。
通常売却ならいくらで売却できるのか。
リースバックならいくらで売却できるのか。
現在の住居費と、売却後の家賃はそれぞれいくらなのか。
諸費用を差し引いて、最終的に手元にいくら残るのか。
そして、それぞれを選んだ場合に今後どのような生活になるのか。
そこまで確認したうえで、自分に合った売却方法を選ぶことが大切です。
ハウスドゥ大森海岸では、リースバックありきでご提案することはありません。
通常売却とリースバック、それぞれの条件や売却後の生活まで確認しながら、お客様が何を一番大切にされているのかを伺い、一緒に売却方法を考えてまいります。
リースバックを検討する前に、デメリットや注意点を詳しく確認しておきたい方はこちらもあわせてご覧ください。
「リースバックのデメリットが気になっている」
「自分の場合は通常売却とリースバックのどちらがいいのか分からない」
という方も、まずはお気軽にご相談ください。
👉 ハウス・リースバックの流れや仕組みをもっと詳しく知りたい方は ハウス・リースバックのご案内ページをご覧ください。
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※住宅ローンの残債や今後の暮らし方を整理しながら、無理のない進め方を一緒に考えてまいります。
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