相続登記とは?
相続登記とは、被相続人が所有していた不動産を、相続人の名義へ変更するための登記手続きです。
2024年4月から義務化され、相続を知った日から3年以内に行う必要があります。
◆ 義務化のポイント
・期限:相続を知った日から3年以内
・未登記のリスク:10万円以下の過料の可能性
・売却や担保設定は、相続登記が完了していないと基本的に進められません
◆ 主な流れ
・相続人の確定(戸籍の収集など)
・遺産分割協議書の作成(または遺言書の確認)
・新しい名義で登記完了
◆ よくある必要書類(例)
・被相続人の戸籍(出生から死亡まで)・除籍謄本
・相続人全員の戸籍・住民票
・遺言書 または 遺産分割協議書(印鑑証明)
・不動産の登記事項証明書・固定資産評価証明書 など
◆ 注意点
・書類の取り寄せや記載要件が多いため、司法書士へ依頼するケースが一般的です
・相続人が多い・海外在住・行方不明などは時間がかかる傾向があります