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リースバックと通常売却を比較|住宅ローン完済後に考えたい判断ポイント

住宅ローン完済後のご相談

今回は、住宅ローンを完済済みのマンションにお住まいのお客様からのご相談です。
将来の物忘れや認知症への不安から、「今のうちに売却した方がよいのか」「10年後には売れにくくなるのではないか」と心配され、訪問査定のご依頼をいただきました。

ご家族はそれぞれ遠方にお住まいで、ご主人は物忘れ外来を受診中でした。
ただし、現時点で認知症ではなく、すぐに引っ越しが必要な体力状況でもありませんでした。

比較した選択肢

今回比較したのは、主に次の2つです。

どちらも「自宅を売却する」という点は同じですが、売却後の暮らし方と毎月の負担が大きく異なります。

通常売却の場合

通常売却の場合、自宅を売却してまとまった資金を確保できます。
一方で、売却後は新しい住まいを探す必要があり、引っ越しや住み替え先の生活費も考えなければなりません。

今回のお客様は、今もお仕事をされていて、すぐに住み替えが必要な状況ではありませんでした。
そのため、通常売却を急ぐよりも、今の生活を続けながら時期を見極める余地があると考えました。

リースバックの場合

ハウス・リースバックは、自宅を売却した後も賃貸として住み続けられる方法です。
将来、判断能力の低下によって売却手続きが難しくなることを心配されていたため、選択肢の一つとしてご説明しました。

ただし、住宅ローンを完済している場合、現在は住居費負担がほとんどない状態です。
リースバックを利用すると、新たに毎月の賃料支払いが発生します。

奥様も賃料が発生することに抵抗感をお持ちでした。
そのため、今回の状況では、リースバックを無理に進める合理性は低いと判断しました。

今回の判断ポイント

今回の大きな判断ポイントは、「売却できるか」だけではなく、「今売る必要があるか」でした。

  • 住宅ローンは完済済み
  • 資金面で急いで困っている状況ではない
  • すぐに引っ越しが必要な体力状況ではない
  • リースバックにすると新たな賃料負担が発生する
  • 現在の住まいは蒲田駅徒歩10分で新耐震のマンション

築40年という点は不安材料ではありますが、立地や建物条件を考えると、10年後に極端に売れなくなる可能性は低いとお伝えしました。

向いているケースの違い

通常売却が向いているのは、住み替え先が決まっている場合や、まとまった資金を確保して生活設計を変えたい場合です。
売却後にどこで暮らすかまで決められる方には、通常売却が選択肢になります。

一方、ハウス・リースバックが向いているのは、売却資金が必要で、なおかつ今の家に住み続けたい場合です。
ただし、売却後は賃料を払い続けるため、住宅ローン完済後で住居費負担が少ない方には慎重な判断が必要です。

今は動かない提案に

最終的には、今すぐ通常売却やハウス・リースバックを進めるのではなく、80歳を一つの目安に、2〜3年後に改めて検討する流れをご提案しました。
今回は「今売るべき」というより、「今はまだ動かない方がよいケース」として整理しました。

不動産の相談では、売却を進めることだけが正解ではありません。
お客様の状況によっては、売らない判断や、時期を待つ判断にも大きな価値があります。

無理に勧めない相談を大切に

ハウスドゥ大森海岸では、通常売却やハウス・リースバックのどちらかを無理に勧めるのではなく、お客様の生活状況に合う選択肢を一緒に整理しています。

住宅ローン完済後の住まい、将来の認知症への不安、ご家族が遠方にいる場合の不動産整理などもご相談ください。
今売るべきか、まだ住み続けた方がよいのか、査定額だけでなく生活全体を見ながら一緒に考えていきます。

👉 ハウス・リースバックの流れや仕組みをもっと詳しく知りたい方は ハウス・リースバックのご案内ページをご覧ください。

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住宅ローンの残債や今後の暮らし方を整理しながら、無理のない進め方を一緒に考えてまいります。

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