将来の生活資金に不安を感じ、ハウス・リースバックを検討された70代女性からご相談をいただきました。
詳しくお話を伺い、現在の生活状況や今後の負担まで一緒に整理した結果、今回は「売却しない選択」をご提案した事例です。
お客様の背景
70代の女性。将来の生活資金に不安を感じており、テレビCMで「ハウス・リースバック」をよく目にして気になっていたそうです。
しかし「どう動けばいいのか分からない」と悩まれていたところ、ご友人に相談。
その流れで一番近い店舗だったハウスドゥ大森海岸へ、ご友人と一緒に来店されました。
相談時の状況
当初は「漠然とした将来の不安」というご相談でしたが、詳しく伺うと、ご主人が転倒をきっかけに認知症の症状が出始めていることが分かりました。
このままでは病院代や生活費を賄えるかどうかが不安で、「ハウス・リースバック」を検討したいとのことでした。
このような判断の分かれ目について、リースバックはやめた方がいい?後悔した5つのケースと当店の判断で詳しく解説しています。
物件の状態
数年前にリノベーション済みのマンションを購入されており、室内はとても綺麗な状態でした。
審査の結果とご提案
- お客様は「長く住みたい」と普通借家を希望されていました。普通借家の場合、退去時期はお客様次第となるため、現状が綺麗でも退去時にはフルリノベーションが必要になる可能性が高く、物件評価が伸びませんでした。
- さらに、ご主人が認知症であることから、売却には後見人申請が必要となります。
最終的に「そこまでして売却する必要が本当にあるのか」をご本人と一緒に考えました。
生活自体は困窮していないことが分かり、無理にハウス・リースバックを選択する必要はないと判断。今回は売却をおすすめせず、生活を続けていただく方向でご提案しました。
売却しない選択をご提案した理由
私たち不動産会社は、売却が決まらなければ売上にはなりません。
ですが、「お客様にとって本当に必要かどうか」を一緒に考えることが、私たちの役割だと考えています。
今回のケースでは、将来への不安だけを理由に急いで自宅を売却するよりも、現在の生活を続けることがご本人にとって最善と判断しました。
リースバックは自宅を資金化しながら住み続けられる方法ですが、すべての方に利用をおすすめするものではありません。
現在の生活状況や必要な資金、売却後の家賃、今後どのくらい自宅に住み続けたいのかなどを整理したうえで、本当に必要かどうかを判断することが大切です。
👉 ハウス・リースバックの流れや仕組みをもっと詳しく知りたい方は ハウス・リースバックのご案内ページ をご覧ください。
※各種条件や可否、費用等は物件状況・契約内容・審査結果によって異なります。詳細は個別にご確認ください。
関連記事
-
リースバックができない時はどうする?通常売却との違いや、他社リースバックを含めた選択肢を比較し、住み続けたい場合や売却を検討する際の判断ポイントと、今後の住まい方についてわかりやすく解説します。2026.06.17リースバックができない時の売り方|通常売却との違いを比較
-
「リースバックはやめた方がいい?」と不安な方へ。実際にリースバックをおすすめしなかった相談事例をもとに、やめた方がいいケースや、利用前に確認したい判断ポイントを分かりやすく解説します。2025.08.29リースバックはやめた方がいい?後悔するケースとデメリットを解説
-
リースバックのデメリットにはどう対策すればいい?売却価格や家賃、契約期間、所有権など、契約後に後悔しないために事前に確認・比較しておきたいポイントと対策方法を分かりやすく解説します。2026.08.26リースバックのデメリットは対策できる?契約前に確認する5つの点
-
リースバックと通常売却の違いとは?売却後も住み続けられるか、売却価格、資金化までの期間、売却後の住まいなどを比較します。それぞれのメリットや注意点、どのような方に向いているのかを整理し、自分に合った売却方法を選ぶための判断ポイントを分かりやすく解説します。2025.09.18リースバックと通常売却の違いとは?売却方法を5項目で比較
-
リースバックを利用すると固定資産税の負担はなくなります。毎年1月1日の所有者に課税されるため、売却時には売主と買主の間で日割り精算が行われるのが一般的です。仕組みや注意点をわかりやすく解説します。2025.10.02リースバック後の固定資産税は誰が払う?売却後の費用を解説
-
リースバックのメリットとは?売却後も住み慣れた家に住み続けられることや、まとまった資金を確保できること、固定資産税の負担がなくなることなど、実際の相談事例をもとに分かりやすく解説します。2026.08.17リースバックのメリットとは?住み続けられる安心と活用例を解説
-
リースバックのデメリットや注意点を、実際の相談事例とともに分かりやすく解説。買取価格・家賃・契約期間・買戻しなど、後悔しないために確認したいポイントを紹介します。大田区でリースバックをご検討の方へ、女性スタッフが丁寧に対応します。2025.09.02リースバックのデメリットとは?注意点と相談事例を解説
-
住宅ローン返済がきついと感じた時の選択肢とは?自宅を通常売却する場合とリースバックを利用する場合の違いを比較し、売却後の住まいや返済負担を踏まえた判断ポイントをわかりやすく解説します。2026.05.20住宅ローン返済がきつい時の選択肢|通常売却とリースバックを比較
-
ハウスドゥのリースバックの家賃はどう決まる?実際の相談事例をもとに、現在の住宅ローンや住居費との比較、家賃改定の可能性、更新料・事務手数料、火災保険などの費用まで、リースバックの家賃について契約前に確認しておきたいポイントを詳しく解説します。2026.10.05ハウスドゥのリースバックの家賃はどう決まる?仕組みと確認ポイント
-
リースバックを断られた理由は測量とセットバック後の宅地面積でした。大田区の戸建て相談事例をもとに、なぜ測量が必要だったのか、リースバックの可否を判断するポイントや通常売却という選択肢について解説します。2026.06.03リースバックを断られた理由は測量だった|戸建て相談事例
-
ハウスドゥのリースバックでトラブルや後悔を防ぐために、契約前に確認している7つのポイントを実際の相談事例とともにご紹介します。売却価格や家賃だけでなく、手残り額や今後の生活まで考えて判断することが大切です。2026.09.28ハウスドゥのリースバックはトラブルになる?契約前の7つの確認
-
リースバックの対象外になる物件とは?セットバックや土地面積など、測量が必要になるケースをもとに、リースバックを利用できるか判断する際のポイントを解説します。測量後の宅地面積や道路条件によって、買取条件が変わる場合についてもわかりやすくご紹介します。2026.06.10リースバックの対象外になる物件は?測量が必要なケースを解説
-
リースバックの家賃はどう決まる?周辺相場だけでなく、売却価格や賃貸期間、契約形態による違いを解説。普通賃貸借と定期賃貸借の違いや、現在の返済額とリースバック後の家賃を比較する考え方も紹介します。2025.08.20リースバックの家賃はずっと同じ?決まり方と値上げの有無
-
リースバックが向いていない人とは?売却価格を優先したい方、家賃負担が不安な方、将来住み替える可能性がある方など、後悔しやすいケースをQ&A形式で解説。契約前に確認したい条件や、自分に合った不動産売却方法を判断するポイントを紹介します。2026.02.10リースバックが向いていない人とは?特徴と判断ポイントを解説
-
「リースバックは難しい」と言われたあと、すぐに結論を出すのではなく、ご家族で話し合いながら今後の住まいや売却について考えたご相談事例です。迷ったときに、何を整理して決めていったのかをご紹介します。2026.06.24「リースバックは難しい」と言われた後、家族でどう決めたか