借地

 

 

借地権付き建物の売却では、所有権の不動産と異なり、地主の承諾や契約条件の確認が必要になります。「そもそも売れるの?」「名義はどうなるの?」と不安に感じる方も多いですが、正しい流れを理解しておけばスムーズに進めることができます。

借地権付き建物の売却は可能?

結論から言うと、借地権付き建物も売却は可能です。ただし、地主の承諾(譲渡承諾)が必要となり、承諾料が発生するケースがあります。借地契約書に定められた条件や、借地の種類(普通借地・定期借地)によって手続きや条件が異なります。

地主の承諾と承諾料の考え方

  • 譲渡承諾料:地域や個別事情によりますが、土地評価額の数%が目安。
  • 事前確認が重要:承諾なく売却を進めると無断譲渡とみなされるおそれ。
  • 契約条項の確認:契約書に承諾要件や金額算定方法の記載があるケースも。

測量境界確認の重要性

古い借地では、現況と契約書上の面積が違うことも少なくありません。境界が不明確なままではトラブルにつながるため、必要に応じて測量越境の有無の確認を行い、関係者(地主・隣地所有者)と協議しておくと安心です。

買主の住宅ローンと注意点

  • 融資可否は金融機関次第:借地権対応ローンの取り扱い有無、契約残存期間がポイント。
  • 期間が短いと難航:残存期間が短いと融資が通りにくく、売却長期化の要因に。

普通借地と定期借地の違い

  • 普通借地:契約更新が可能。建物がある限り借地関係が継続しやすい。
  • 定期借地:期間満了で契約終了(更新なし)。売却時は残存期間の確認が重要。

まとめ

借地権付き建物の売却は、地主承諾・契約条件・融資条件など、一般的な不動産売却より確認点が多くなります。
「承諾料はいくらか」「更新は可能か」「買主のローンは通るか」を事前に整理し、経験豊富な不動産会社に相談することで、トラブルを防ぎながら円滑に進められます。


👉 借地の基礎や承諾・更新の考え方は、こちらの関連記事でも解説しています。
【COLUMN】借地の承諾・更新・名義変更の基礎知識

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※承諾の可否・金額、契約条件、融資条件は物件・契約内容・金融機関により異なります。個別にご確認ください。

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